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【埼玉】

東武動物公園×けものフレンズ コラボ企画 人気なのだ!

フンボルトペンギンのキャラクターのパネルを見上げる「グレープくん」。「恋するペンギン」とネットで話題になっている(東武動物公園提供)

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 東武動物公園(宮代町)がアニメ「けものフレンズ」とコラボしたイベント「とうぶフレンズに会いに行くのだ!」が人気を集めている。4月22日のイベント開始後、アニメに登場するキャラクター「アニマルガール」のパネル展示に多くのファンが来園。関連グッズの販売も好調で、アニマルガールのモデルとなった動物の飼育係も注目されている。(中西公一)

 「多くの人に来ていただき、びっくりしている。男性のお客さまが一人やグループで来園し、これまでこんなに目立ったことはなかった」

 イベントを担当する白石陽(あき)さん(30)はアニメファンの反響の大きさに驚く。初日には約七百人のファンが訪れ、開園前から長蛇の列ができた。

 アニマルガールと、そのモデルとなった“リアルな動物”がデザインされたオリジナル缶バッジ(三百円)は販売開始から一時間半ほどで三千六百個が完売したという。

 イベントは、けものフレンズのテレビアニメに同園が関わったのを機に企画された。番組には、アニマルガールのモデルとなった動物を解説するコーナーがあり、同園の動物展示場をイメージした絵が挿入され、飼育係が声で出演した。

 イベントでは、飼育係五人が動物の生態や特徴を解説する「声のおにいさん、おねえさんのフレンズガイド」を期間中に数回開催。約三十体のアニマルガールのパネルを動物展示場などに設置し、語尾に「なのだ」を付けて話す「アライグマ」役の声優の園内放送も流している。

 イベントは五、六月も好調で、二回目のフレンズガイドがあった五月十三日は雨の中、約三百人のファンが来園。同日から再び販売した缶バッジは累計で一万個以上売れている。イベント開始前は約六千五百人だった同園のツイッターのフォロワー数は一万六千人以上に急増。ツイッターには、フンボルトペンギンがパネルを見詰めている写真が載っており「恋しているみたい」と話題になっている。こうした状況を受け、今月十七日にはペンギンの魅力を伝えるフレンズガイドが追加開催されることになった。

 さらに、けものフレンズ効果で飼育係も動物同様に脚光を浴びている。番組内でコツメカワウソを解説した「くどうおねえさん」こと工藤あかねさん(26)は、フレンズガイドでも解説を担当。ファンから声を掛けられたり、動物とのツーショット写真の撮影を求められたりするといい、「お客さまと会話するきっかけになって良かった」と歓迎する。

 動物園の新たな客層を開拓したけものフレンズ。同園は二十五日にイベントを終了するが、工藤さんは「夏場にプールで活発に泳ぐコツメカワウソを見に来てほしい」と呼び掛け、白石さんも「お気に入りの動物を見つけ、コラボ企画が終わっても足を運んでほしい」と期待している。

 <けものフレンズ> 架空の巨大動物園を舞台に、神秘の物質の力で人間の姿をした「アニマルガール」に変身した動物たちの冒険を描いた人気アニメ。2015年にスマートフォン用ゲームアプリが配信され、月刊漫画雑誌でも連載。今年1〜3月にはテレビアニメが放送された。

 

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