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【埼玉】

さいたま市新本庁舎の「位置」 「新都心」推す声が大多数

 さいたま市の新しい本庁舎について考える諮問機関「本庁舎整備審議会」の会議が二十日、市内で開かれた。長年の懸案である「位置」についての議論が本格化し、さいたま新都心駅周辺を推す声が大多数を占めた。

 審議会は有識者や関係団体、自治会代表で構成。この日は二十四人中十九人が出席し、十人以上が具体的な地名を挙げて意見を述べた。大半が「交通の利便性が良い」「各区役所の中心部にある」「(二〇〇一年の)合併時の協定で決まっている」などとして、さいたま新都心駅周辺を推した。大宮駅周辺を主張する意見もあったが、浦和駅周辺を挙げる声はなかった。

 ただ、この日は市内全十区から一人ずつ参加する自治会代表のうち、旧浦和市の四人中三人が欠席。審議会の沢井安勇会長は「浦和地区を支持する意見があるかと思った」と語り、あらためて欠席者の意見を確認する意向を示した。

 本庁舎の位置は、合併時からの懸案。合併時の協定書では「当分の間」は旧浦和市役所とし、将来の位置は「さいたま新都心周辺地域が望ましいとの意見を踏まえ(中略)検討する」とされた。

 だが、地域対立を生みかねない議論は合併後も進まず、本庁舎は現在も旧浦和市役所のまま。整備審議会は一二年に設置され、今年一月の前回会議から、ようやく具体的な位置についての検討を始めている。

 審議会は今後、大宮、新都心、浦和の三地区を比較しながら、具体的な位置や事業の進め方の検討を進めるという。 (井上峻輔)

 

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