東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

鈴木義弘氏、民進に離党届 「保守二大政党目指す」

離党届提出後に会見した鈴木衆院議員(左)。会見終了後に姿を見せた細野元環境相と握手を交わした=都内で

写真

 民進党に離党届を提出した鈴木義弘衆院議員(比例北関東)は十三日、都内で開いた会見で「共産党との関係は一度リセットすると言ったが見えてこない。私が考える政治スタイルとは違う」と、党に見切りを付けた理由を説明した。今後は「保守の二大政党」を目指して、先に離党した細野豪志元環境相たちとの新党結成に意欲を示したが、地元からは次期衆院選での当選を不安視する声も上がる。 (井上峻輔、杉本慶一)

 「細野さんに『保守の二大政党をつくりたい』と誘われて民進党に入った。誘ってくれた人が八月に離党したことで一カ月間考え、後援会にも相談に回って最終的な決断をした」。鈴木氏はこの時期の離党に至った経緯をそう語った。

 前原誠司代表の新体制が発足したばかりで、大野元裕県連代表は「これからという時に県連から離党者が出てしまい、責任を感じる」と話す。ただ、鈴木氏は一日の代表選後にも記者団に「候補者二人の演説を聴く限り、こういう日本をつくりたいという主張は感じられなかった」と述べていて、当時から党への不信感は高まっていた。

 鈴木氏は自民党県議を四期務めた後、二〇一二年の衆院選で埼玉14区(三郷市、幸手市など)に「日本維新の会」から出馬して比例復活で当選。一四年の衆院選では「維新の党」から再び比例復活当選し、党分裂後は「改革結集の会」を経て、昨年三月の民進党の結党に参加した。

 地元の支持者の中には「政党をいろいろと変え、その都度惑わされてきた」との声もあるが、政党が変わることへの「慣れ」もあってか、今回の離党も冷静に受け止められている。

 後援会幹部は「先月末の役員会で離党の判断は本人に任せると決めた。私ももともと自民党支持者だったし、共産党との協力は受け入れられない」と理解を示す。

 鈴木氏は党から求められた議員辞職は拒否し、次期衆院選も埼玉14区から立候補する意向を示した。ただ、民進党が「刺客」を立てる可能性もあり、自民党現職も含めた厳しい戦いを予測する声もある。

 鈴木氏と親しい民進党市議は「新党がどうなるか見えておらず、まだ離党しない方がいいと伝えていた」と明かす。後援会幹部は「新党がどれだけの票を集めるか不安はある」としつつ「どの政党で出馬しても『鈴木義弘党』として全力を尽くす」と語った。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by