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【埼玉】

<ヒーロー>新米主将が意地の決勝打 花咲徳栄2年・新井英一主将

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 新チーム発足後、十分な準備期間をとれないまま、秋季大会に臨んだ。甲子園で優勝し「日本一長い夏」を過ごした代償。監督からは「日本一スタートが遅いことは負ける理由にはならない」と、げきを飛ばされた。

 だが準備不足からか、大会序盤、チームは連携ミス続き。さらに主将として、試合中にベンチでどう動けばいいか分からない。甲子園で活躍した野村佑希選手(2年)にも助言を仰ぎながら、チームメートを鼓舞し、決勝の舞台に立った。

 「主将の自分が打てばチームが勢いに乗る」はずが、3打席続けて凡退してしまう。粘投する投手陣を援護できず、歯がゆい思いで迎えた八回1死満塁。体勢を崩されながらも、最後は右手だけで食らい付いて右前に運び、試合を決める勝ち越し打を放った。

 九回には駄目押しの2点適時打も。「意地で打ちました。主将の仕事ができた」。試合が終わり、ようやくほっとした笑顔を見せた。

 新チームで初めてのタイトルを獲得し、口にした目標は「甲子園連覇」。新米主将の挑戦はまだ始まったばかりだ。 (牧野新)

 

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