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【埼玉】

外来カミキリ、駆除学ぶ 行田で講習会

カミキリが開けた穴に千枚通しを入れ、木くずをかき出す参加者=行田市で

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 県北部の利根川流域に生息域を拡大していることが判明した外来種の昆虫「クビアカツヤカミキリ」の駆除方法を学ぶ講習会が行田市須賀地区で開かれた。

 行田さくらロータリークラブと行田ナチュラリストネットワークの主催。二団体のほか、行田市、水資源機構利根導水総合事業所の関係者十二人が参加した。同カミキリが二〇一三年、草加市で国内二例目として見つかって以来、駆除・防除作業の先頭に立ってきた県生態系保護協会草加・八潮支部の加納正行支部長(82)が講師を務めた。

 参加者らはソメイヨシノ十本で、同カミキリの幼虫が樹木内部に侵入し、木くずとフンの混ざった「フラス」を排出しているのを確認。侵入孔の中から四匹の幼虫を見つけ、駆除した。千枚通しや針金を使って侵入孔からフラスをかき出したうえで、殺虫剤を注入する手順を学んだ。

 同カミキリは繁殖力が強く、ソメイヨシノなどのサクラやバラ科の果樹を食い荒らして枯死させる恐れがある。県には今夏、行田、羽生、熊谷、深谷の利根川流域四市などからカミキリの発生報告があった。利根川対岸の群馬県東部ではサクラ並木などで被害が深刻化しており、専門家らは利根川の北側から飛来した可能性が高いと推測している。 (花井勝規)

 

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