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【埼玉】

<衆院選>雨中 各党訴え熱帯びる 投開票まで1週間切る 

 衆院選は、二十二日の投開票日まで残り一週間を切った。自民を有利とする世論調査の結果が報じられる中、自民候補は陣営の引き締めを図り、野党候補は自公政権への批判を強める。雨天となった十四、十五日の週末は、各党の知名度のある弁士が続々と県内入りして支持を訴えた。(井上峻輔、牧野新)

 「自民が単独過半数を取るかもしれないと言われている。こんなことを許して良いのでしょうか」。十五日朝、八潮駅前。希望の結党メンバーの細野豪志元環境相は、かすれた声を張り上げた。

 十四日には、民進党の前原誠司代表も来県し、「非自民、非共産の塊をつくろうとした」と希望に合流した狙いを説明。並んで演説した新人は取材に「まだ党が浸透しきれていない。自民の補完勢力ではなく、対抗勢力だと伝えていかないと」と語った。

 立憲民主の枝野幸男代表は、十四日朝に大宮駅前でマイクを握った。世論調査の結果について記者に聞かれると、「うちは公示日に選挙運動を始めたばかりなのでここからだ。空気と反応は良いので、あとは票にどうつなげるか」と語って街宣車に乗り込んだ。

 共産は十四日、県内の候補者全員が大宮駅前に顔をそろえた。志位和夫委員長がマイクを握り、「市民と野党の共闘で安倍政権を倒す」と力を込めた。社民の福島瑞穂副党首も十五日に県内入りした。

 維新は志木駅前で、新人候補が演説中に「国難は与党が作り上げた」と批判し、応援に立った清水貴之参院議員は、希望のことも「何の実績もない」と指摘。「維新には大阪での改革の実績がある」と独自性を訴えた。

 自民は、実績と安定感を強調した戦いを続ける。浦和駅前で演説した前職は党内での政策立案過程を説明し、「党内の議論もなく決まった政策を訴えるのが政党としての姿なのか」と新党を批判。応援に入った河野太郎外相も「平和安全法制に反対していた人が一夜にしてみんな賛成になった」と指摘した。川口駅前で演説した別の前職は「新聞が勝手に予想を書かれているが、結果は投票までわからない」と引き締めを忘れなかった。

 

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