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【埼玉】

九条俳句訴訟 違法判決受け 原告女性が掲載など さいたま市に申し入れ

掲載を求めて市に思いを語る作者の女性(手前(右))=さいたま市役所で

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 「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」と詠んだ句を、さいたま市大宮区の三橋公民館が月報への掲載を拒否したのは違法だとしたさいたま地裁の判決を受け、作者の女性(77)らが十六日、市役所で、俳句の掲載などを求める申し入れ書を市に提出した。

 申し入れ書では、月報への俳句の掲載や、具体的な再発防止策の明示、作者の女性らと話し合いの場を設けることの三点を求めている。

 作者の女性は、市に「似たようなことが二度と起きないように、大きな文化事業だけでなく、地域での活動の大切さも考えてほしい」と要望。市教委の竹居秀子生涯学習部長は「しっかり気持ちを受け止めさせていただいた。一度持ち帰って判断する」と話した。

 原告の佐々木新一弁護団長は「掲載と公民館職員の研修などを約束してくれれば全面解決としたい」として、控訴しない可能性を示唆。

 市側は「判決内容を精査した上で、当時の対応が適切だったか検討し、今後の対応を考えたい」とした。(牧野新)

 

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