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【埼玉】

「さんま焼き師」が復興支援  入間の「万燈まつり」

さんま焼き師の認定試験に挑む人たち=7月、大船渡市で(入間市提供)

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 万燈(まんとう)(提灯(ちょうちん))装飾の中で多彩な催しを行う入間市の「第39回入間万燈まつり」(28・29日、彩の森入間公園など)に、東日本大震災の被災地・岩手県大船渡市で水揚げされた焼きたてサンマを安価で振る舞うブースが、29日限定で初登場する。大船渡市認定の「さんま焼き師」たちが自慢の腕を披露する。(加藤木信夫)

 入間市の市民団体「復興支援入間まごころの会」(栗原正明代表)が、本州指折りのサンマ水揚げ量を誇る大船渡の復興支援策として企画。趣旨に賛同した市内外の約二十人が七月、大船渡を訪れ、サンマの水揚げ状況や焼き方講座を泊まりがけで受講。有効期限三年の認定証、サンマの絵柄と認定印入りのタオルを取得した。

 一行は今月初旬、市内の河原で、ドラム缶を輪切りにしたコンロを使った試作会を実施。身崩れがなく焼き色がきれいな上、中までしっかりと火の通ったサンマを次々に焼き上げ、万燈まつりへ向けた手応えをつかんだ。

 「今年は大船渡でも記録的な不漁が続いていましたが、九月二十日くらいから連日の水揚げとなり、まつりでは形の整った生サンマを提供できそうです」と栗原さん。

 ブースは公園の多目的広場に設置。サンマは六百匹仕入れた。岩手産の炭を使って焼き上げ、一匹二百円で販売する。二十九日午前十時ごろから販売を始め、売り切れしだい終了となる。栗原さんは「本場の味を楽しんでいただき、被災地のことや、入間を含む県内の防災・減災に途切れることのない思いをはせてほしい」と話している。

 この他、公園の上池時計塔周辺で二十八日午後五〜七時ごろ、震災復興を願い二千十一本のキャンドルを点灯する「夜のファンタジー」も予定されている。

 問い合わせは、市自治文化課内の入間万燈まつり実行委員会事務局=電04(2964)1111(市代表)=へ。

 

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