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【埼玉】

秋の叙勲、県関係は185人 旭日双光章・小巻常美さん(73)

元気に店頭に立ち続ける小巻常美さん=ふじみ野市で

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 二〇一七年秋の叙勲が発表され、県関係では百八十五人が選ばれた。このうち旭日双光章を受章した県中華料理生活衛生同業組合理事長の小巻常美さん(73)に話を聞いた。

 「自分一人では何もできない。いい先輩と仲間に恵まれただけ」と謙虚に繰り返す。二〇一一年から六年間、県中華料理生活衛生同業組合の理事長を務めた。

 健康意識の高まりで「カロリーが高い」と敬遠されるようになった中華料理のイメージアップを図ろうと、家庭で簡単に調理でき、野菜も多く取れるレシピ集を作り、消費者に配った。

 「組合では若い人たちのアイデアをよく聞いて、バックアップすることに努めた」と言う。「そうしないとマンネリ化してしまう。決まったら皆が『よし、やろう』と動いてくれるように、よく話し合うことも大事」と組織運営のこつを話す。

 行田市生まれ。十七歳で上京し、四軒の中華料理店で修業。二十一歳で蕨市に「黄河菜館」を開業した。その後、いとこが営業していた上福岡市(現ふじみ野市)の現在の店に移転した。

 「あてにして来るお客さんがいる」と、店は夜十時半まで休憩時間なしで開けている。格安のチェーン店の影響で廃業する仲間が多いことがさびしい。「違いが分かってくれる人を大事にするしかない。負けないぞという気持ちで頑張れている」 (中里宏)

 

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