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【埼玉】

ふじみ野市の対応に住民不満噴出 台風21号浸水被害で説明会

被災者説明会には約450人が詰めかけた=ふじみ野市で

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 台風21号による大雨で川越市寺尾地区と隣接するふじみ野市元福岡地区に計約七百三十戸の浸水被害が出た問題で、ふじみ野市は六日夜、被災者説明会を開き、住民約四百五十人が参加した。

 ふじみ野市は台風が近づいた二十二日午後六時四十分から、避難準備情報を防災無線などで流したが、その後の対応について住民から「広報車が来なかった」「浸水が始まってから、市職員は何をしていたのか」などと不満の声が多く上がった。

 両地区にたまった雨水は都市下水路から新河岸川に放流されるが、市の説明によると、二十三日午前零時から六時間で一三八ミリもの降雨があった。

 川越市は今回の浸水被害について、新河岸川の水位が上がり、市街地への逆流を防ぐために下水路のゲート(川越市管理)が自動で閉まったことが主な原因として、近く第三者を交えた検証委員会を設置する方針。

 ふじみ野市の高畑博市長は「川越市の検証委員会に参加したい。原因について検証委の中で一緒に検討していく」と述べた。

 高畑市長は、川越市とともに、ゲートが閉まった場合に、たまった雨水を新河岸川や寺尾調節池にポンプで直接排水することを、川を管理する県に要請していくとした。

 県河川砂防課の担当者は「市から要請があれば、川へのポンプによる排水は検討していきたい。調節池への排水は想定していない」としている。 (中里宏)

 

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