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【埼玉】

動画で市PR 坂戸高放送部が制作

坂戸市のプロモーションビデオを制作した(左から)弓削田恵理教諭、本間桜さん、成田清貴さん、坂本奈々さん=坂戸市で

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 県立坂戸高校放送部が坂戸市のプロモーションビデオづくりに挑戦し、30秒から1分の作品8本を制作。このうち3本が8日から動画サイト「ユーチューブ」で公開される。子育て世代に市の住みやすさをPRするのが目的で、市外から同校に通う生徒たちは「撮影を通じて、ほとんど知らなかった市の魅力を知ることができた」と話している。 (中里宏)

 坂戸高放送部は、映像やラジオドラマなどでNHK杯全国高校放送コンテストや「映画甲子園」で上位入賞を重ねてきた。活躍を知った市広報広聴課が今年二月、放送部顧問の弓削田恵理教諭(32)に市のプロモーションビデオの制作を依頼。弓削田教諭は「部活動が忙しかったが、多くの人の目に触れる作品をつくる数少ない機会なので受けた。生徒もいつもより真剣度を増して撮影したと思う」という。

 春休みから市内ロケを繰り返し、長時間の編集を経て「坂戸でスポーツ編」「公園家族編」「歴史編」などが完成した。

 公園家族編は、同課の職員と弓削田教諭が公園にたたずむカップル役で出演。偶然、小さな女の子とボール遊びをすることになり、家族を意識するという内容。せりふのない短い映像だけで「坂戸市で子育てしませんか」というメッセージを巧みに表現している。登場する女の子は、たまたま公園にいて、撮影中に飛び入り出演した。流し撮りを続けた映像を編集作業で切り貼りして、物語性のある作品に仕上げたという。

 二年の坂本奈々さん(17)は「自分の撮影したカットが使われているのを見て、すごくうれしかった」と表情を緩めた。同成田清貴さん(17)は鉄道を撮影するのが大好きと言い、東武線の特別車両「フライング東上号」の走行シーンや風景のカットが作品の随所に採用された。「電車がきれいに撮れてるなと思ってもらえるとうれしい」と話す。

 同本間桜さん(17)は五分のドキュメント作品「よさこい少女」が全国高校総合文化祭に進出。作品中のよさこいの場面が、プロモーションビデオに採用された。作品中に流れる音楽は、卒業生の尚美学園大学一年川嶋夕波さんが坂戸市をイメージして作曲した。

 弓削田教諭は「風景のカットの挿入で、ゆっくりした間を作品に持たせることができた。今までは、そういう作品をつくれなかった」と収穫を語った。

 

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