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【埼玉】

地元食材でラーメン 県内食品6社、国内外へPR

オール埼玉ラーメンを紹介する開発メンバーと、試食する上田清司知事(右)=県庁で

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 県産の食材だけを使ったラーメン「ALL SAITAMA RAMEN (オール埼玉ラーメン)」の普及に、県内に拠点を置く食品会社六社が取り組み始めた。県民にも認知度が低いと言われる県産食材を、地域の個性を生かしたラーメンで国内外へ発信する狙いだ。 (井上峻輔)

 十四日に県庁で開かれた「県民の日」の記念イベント。屋外に設置されたラーメン売り場に、多くの来場者が集まった。

 スープは県産の「彩たまご」を産んだ親鶏から抽出した。麺の小麦も、タレに使ったしょうゆも県産だ。入間ポークのチャーシューや深谷市産ネギ、さいたま市産の水菜をトッピング。試食した上田清司知事は「スープも麺もおいしい。もう一杯食べたい」と笑顔を見せた。

 「地元産の素晴らしい食材がたくさんあるのに県民が認知していないと知った」。発起人である食材卸業「関東食糧」(桶川市)の臼田真一朗社長は、取り組みのきっかけを語る。PRの方法を考えるうちに、県産食材だけを使ったラーメンを思い付いた。

 麺や卵などの生産業者や食品製造会社などに声をかけ、昨年末から六社で共同開発を開始。一年間かけて試作を繰り返してきた。今年十月から各地のイベント会場などで販売し、鶏本来の味を生かしたスープが好評を得ている。

 だが「オール埼玉ラーメン」は六社が開発したラーメンだけを指すわけではない。

 「条件を守れば無料で自由に名乗ってもらっていい」と臼田社長。「県産の鶏か豚でとったスープ」「県産小麦を使った麺」などのルールにのっとっていれば、どんなラーメンでも「オール埼玉ラーメン」の看板を掲げることができる。

 トッピングも県産品を使えば自由。臼田社長は「地域の特色を出して、工夫したラーメンを作ってほしい」と県内各地への広まりを期待する。

 今後は協力店舗を増やしながら、各地のイベントや公共施設の食堂などで販売する予定。二〇一九年のラグビーワールドカップ(W杯)や二〇年の東京五輪の会場での販売も目指すという。

 

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