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【埼玉】

いっしょに読もう!新聞コンクール 県内から30人が入賞

式終了後、記念撮影に臨む優秀賞と学校賞の受賞者=さいたま市浦和区で

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 家族や友人と新聞を読んで話し合った感想や意見を寄せてもらう「いっしょに読もう! 新聞コンクール」(日本新聞協会主催)の県内分の表彰式が15日、さいたま市浦和区の県立近代美術館であり、上位入賞者らに賞状が贈られた。

 今年は、県内の小中高校三十五校から昨年を約三百点上回る過去最多の五千五十二点の応募があった。

 審査の結果、優秀賞十五点、優良賞十五点が選ばれた。昨年の全国コンクールで小学生部門最優秀賞を受賞した須藤貴海さん=鶴ケ島市立栄小五年=は、三年連続の優秀賞受賞。

 全校レベルで積極的に取り組んだ学校に贈られる「学校賞」は、さいたま市立海老沼小学校、吉川市立東中学校、県立坂戸ろう学園に決まった。

 主な受賞者は次の皆さん。

 【優秀賞】須藤貴海(鶴ケ島市・栄小五)小林桜彩、飯島望天(さいたま市・白幡中一)井村優心(川口市・八幡木中二)加藤偲、森山歩美(所沢市・安松中三)石川結那、圓林まい、芦川琴乃、小林千紘、佐々木青葉(県立川越女子高二)島村温美、斉藤美沙子、稲生千紗、穴井花耶(県立川越女子高一)

 【優良賞】鷹觜繭子(さいたま市・海老沼小六)広瀬彩水(さいたま市・針ケ谷小三)花房実和、谷藤菜月、冨田明日香(吉川市・東中三)弘田楓月(吉川市・東中二)井上匠規(川越市・城西川越中三)久保心乃(県立浦和第一女子高一)大野栞(県立羽生第一高三)ハッブスまりあ、佐藤凜、小山梨香子(県立伊奈学園総合高一)和田谷千尋、青宏美、新井里和(県立川越女子高二)今井友貴(県立川越女子高一)

◆優秀賞 県立川越女子高・島村さん

 「いっしょに読もう! 新聞コンクール」で本紙記事を題材にした県立川越女子高校一年の島村温美さん(16)が優秀賞を受賞した。

 島村さんが選んだのは八月九日に長崎市の平和公園で行われた市主催の「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に関する記事。田上富久市長が「核兵器禁止条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できません」と日本政府に訴えた平和宣言に共感したという。

 同じ記事を読んだ母親から「核兵器を持たない平和を築こうという世界的な方向性を直視し、唯一の被爆国として条約に加わるべきだ」との意見を聞いた島村さん。

 自分にはなかった視点を知り「核の恐ろしさを知っているのは日本だけ。核廃絶を一番訴えるべき日本が(条約に)参加しないのは、世界に核をなくすことが大事ではないと思わせてしまう」と考えを深めた。

 県立川越女子高校では、各教室に複数の新聞を毎日配布。生徒らは週に一度、気になった記事を切り抜いて感想を書くなどの取り組みを行っている。

 自宅でも新聞を購読し、手の空いた時間に目を通すという島村さん。「新聞を読むと世の中の出来事を詳しく知ることができる。最近は少しずつ知識も増えて、政治の話題などで両親と話すことも増えた」と笑顔を見せた。 (牧野新)

 

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