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【埼玉】

全小中学校で硬筆書写技能検定 蓮田市が受験料など負担

硬筆書写技能検定に挑む平野中の2年生=蓮田市で

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 蓮田市は本年度、市内の小中学生が学校単位で硬筆書写技能検定を受験する「はすだっ子ペンの達人!」事業を始めた。十三〜十七日に市内の小中学校全校でそれぞれ検定試験があり、小学六年生が五級(鉛筆)、中学二年生が四級(鉛筆、サインペンなど)で「ペンの達人」を目指した。

 硬筆はペンや鉛筆など先が硬い筆記具。同検定は硬筆を使って文字を書き、正しさや美しさ、速さなどの技能を認定する。日本書写技能検定協会が年三回実施し、文部科学省が後援している。

 蓮田市の事業は、若手職員を中心にシティーセールスや、人口増加策を検討するプロジェクトチーム「蓮田市政策研究会議」で提案された。同検定を受験することで、IT世代の児童・生徒が文字を書く習慣を身に付ける∇正しい字を整えて書くことで集中力を身に付ける∇学力向上につながる∇合格による達成感を味わえる−ことなどが期待されるという。

 今回検定に挑んだのは小学校八校の六年生約五百三十人と中学校五校の二年生約五百二十人で、授業や朝の学習時間、夏休みの宿題などで検定に備えてきた。

 事業の本年度予算はテキスト代や受験料(五級千百円、四級千四百円)など三百二十五万五千円。市と協会によると、小中学校単位で公費負担で同検定を受験するのは県内初で、全国的にも珍しいという。

 十六日には平野中で四十四人が受験し、真剣な表情で問題に取り組んだ。高野琴音さん(13)は「太いペンで書くことがこれまでなかったのでいい体験になった」と振り返り、星野大輝君(14)は「今までの勉強をしっかり生かして四級に受かりたい」と意欲を見せていた。 (中西公一)

 

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