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【埼玉】

「マンホール」から観光振興

 マンホールのふたの図柄を描いたコレクション用のカード「マンホールカード」が全国的に人気を集める中、寄居町と羽生市が観光振興につなげようと、新たな取り組みを始める。

寄居町のデザイン

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◆北条氏が縁「ふた」を交換 あす寄居町が八王子市、小田原市と

 戦国大名の北条氏にゆかりの深い寄居町と東京都八王子市、神奈川県小田原市の三自治体が、それぞれのマンホールのふたを友好の証しとして贈ることを決めた。

 十九日に八王子市で開かれる八王子いちょう祭りの会場で三人の首長が交換式に出席する。自治体間でマンホールのふたを交換する取り組みは全国初という。

 マンホールカードがコレクターの間でブームになっていることに着目、新たな観光資源の一つにしようと小田原市が提案していた。

 通常のマンホールのふたは鋳物の単色だが、交換するふたは特別に製作したカラー版。寄居町のふたは町の鳥キジを中央に配し、カタクリの花やヤマザクラがデザインされている。

 八王子市は江戸時代から伝わる「八王子車人形」、小田原市は「酒匂川の渡し」が描かれている。寄居町は八王子、小田原両市のふたを町役場に展示した後、観光拠点近くの道路に設置する予定。

 三市町には戦国時代、北条氏の城があった縁で交流があり、圏央道の開通を機に相互交流が進むと判断し昨年十月、姉妹都市提携を結んだ。 (花井勝規)

ムジナもんのマンホールカードの表面

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◆羽生のキャラクタームジナもんが「カード」に 25・26日「〜さみっと」で先行配布

 羽生市のイメージキャラクター「ムジナもん」がマンホールカードになる。市は十二月九日からキヤッセ羽生で無料配布するのを前に、二十五、二十六の両日、羽生水郷公園で計四千枚を先行配布する。

 マンホールカードは国土交通省や下水道関連企業・団体などでつくる「下水道広報プラットホーム(GKP)」が発行。表面にマンホールのふたと位置座標、裏面にデザインの由来が記されている。昨年四月から約一年半で、百九十四自治体の二百二十七種類が発行され、累計発行枚数は百万枚を超すという。

 羽生市は下水道に興味を持ってもらい、観光振興にもつなげようと、ご当地マンホールのふたをつくり、十月十日にキヤッセ羽生に設置した。市内の中川の岸辺で藍染めをしているムジナもんがデザインされており、作製に合わせてGKPが今後予定しているマンホールカードの第六弾に応募し、採用された。

 先行配布は羽生水郷公園で開かれる「世界キャラクターさみっとin羽生」の市下水道課特設ブースで午前九時から午後二時まで。無料で一人につき一枚。さみっとでは、ふたの作製に至るまでのデザイン画の展示やマンホールカードと同じデザインのコースターの販売もある。

 十二月九日に始まる通常の配布はキヤッセ羽生のむじなも市場で午前十時から午後五時まで。

 市下水道課の担当者は「かわいいデザインに仕上がった。たくさんの方に見てほしい。これをきっかけに下水道に興味を持ってもらえれば」と話している。問い合わせは同課=電048(565)1551=へ。(中西公一) 

 

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