東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

上尾市・12年入札 参加条件を緩和

 上尾市のごみ処理施設の業務を巡る入札情報漏えい事件で、贈賄容疑で社長が再逮捕された設備管理会社「明石産業」(さいたま市)が市の入札に初めて参加した二〇一二年の入札で、入札の参加条件が緩和されていたことが関係者への取材で分かった。(西川正志、牧野新)

 県警は二十日、明石産業側から現金を受け取ったとして、受託収賄容疑で元市長島村穣容疑者(73)を再逮捕。参加条件が緩和された経緯についても調べる。

 入札は、ごみ処理施設「西貝塚環境センター」の焼却炉などの運転管理業務。関係者によると、センター職員が作った参加条件の原案では、同様の施設で直接、業務を請け負った実績があることを求めていた。ところが、担当部長や契約を所管する課との協議後、「直接または下請け契約等」と文言が緩和された。

 明石産業は一二年の入札は落札できなかったものの、同じ条件で行われた一五年は落札。同社はごみ処理施設への人材派遣の実績しかなかったのに、事後審査を実施した市は、人材派遣の実績が「下請け契約等」に含まれると解釈し、契約を締結した。

 その後、市議会で経緯の不透明さが問題視されるなどして契約は破棄された。

 明石産業は一二〜一七年、西貝塚環境センターに関わる入札に計四回参加。県警はこれらの入札で不正がなかったか調べている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報