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【埼玉】

「幡羅官衙遺跡群」国史跡に 深谷〜熊谷の古代郡役所跡

深谷市と熊谷市にまたがる幡羅官衙遺跡群(県教委提供)

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 国の文化審議会は、深谷市と熊谷市にまたがる古代の郡役所跡「幡羅官衙(はらかんが)遺跡群」を国史跡に指定するよう、文部科学大臣に答申した。

 幡羅官衙遺跡群は、深谷市の幡羅官衙遺跡と熊谷市の西別府祭祀(さいし)遺跡で構成される計十万平方メートル。七〜十一世紀に武蔵国を構成した郡の一つ「幡羅郡」の郡役所や祭祀場の跡とされる。

 二〇〇一年に遺構が発見されたことを契機に発掘調査が進められてきた。公的倉庫である「正倉」をはじめとする多数の建物群の跡が良好な形で残っていて、郡の成立から廃絶まで三百年以上の過程を把握できる希少な遺跡とされる。

 上田清司知事は答申を受け「日本の古代史を知る上で大変貴重な遺跡です。歴史的な意義を評価していただいたことを、とてもうれしく思います」とコメントを出した。

 県教委によると、今回指定されると、県内の国史跡は二十件になる。 (井上峻輔)

 

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