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【埼玉】

災害犠牲者ら慰霊 百体観音堂で護摩供養祭 本庄

檀家や参詣者らが参加して営まれた護摩供養祭=本庄市で

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 本庄市児玉町小平の成身院(じょうしんいん)百体観音堂で二十三日、恒例の護摩供養祭が営まれ、檀家(だんか)や参詣者ら約五十人が参加した。

 百体観音堂は、一七八三年の浅間山大噴火による犠牲者を慰霊するため、その十数年後に建立された。今井青史(せいし)住職(76)は「全国で頻発する自然災害や事故で亡くなられた方々の供養を考えながら護摩をたいた」と話していた。

 観音堂と百体の観音像は苦難の歴史をたどった。一八八八年に火災に遭い、観音堂と百体の観音像が焼失。一九一〇年に再建されたものの、観音像は六十体のみだった。戦後は盗難被害もあり、一時は三十体に。地元の人々の寄進で百体に戻ったのは、昭和四十年代に入ってからという。

 百体観音堂の外観は二階建てだが、内部は三層構造。右回りのらせん状の回廊を巡るユニークな構造から「日本三大サザエ堂」の一つに数えられている。 (花井勝規)

 

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