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【埼玉】

業者に有利な選定指示か 「ごみ処理」贈収賄で前上尾市長

贈収賄事件の舞台となった西貝塚環境センター=上尾市で

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 上尾市のごみ処理施設の業務を巡る贈収賄事件で、受託収賄容疑で逮捕された前市長島村穣(みのる)容疑者(73)が、贈賄容疑で逮捕された設備管理会社「明石産業」社長山田明容疑者(82)から依頼を受け、来年の業務を同社が受注できるような選定方法で実施するよう担当部署に指示していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 また、山田容疑者が島村容疑者に、さいたま市内の飲食店や市長室などで、一回あたり二十万円前後を、複数回にわたり渡していたことも判明した。

 捜査関係者によると、島村容疑者は今年五〜六月、山田容疑者から来年発注されるごみ処理施設「西貝塚環境センター」の焼却炉などの運転管理業務を、明石産業が受注できるよう有利な取り計らいをしてほしいと依頼され、数十万円を受け取ったとされる。

 当時、入札実施の有無など運転管理業務の発注方法は決まっておらず、島村容疑者は環境センター側に、明石産業が受注できるような方法で発注するよう指示をしていたという。

 センターの運転管理業務を巡っては、二〇一五年の入札で明石産業が落札したものの、市議会で経緯の不透明さや実績の乏しい同社の業務遂行能力が問題視されるなどして契約が解除。

 島村容疑者は当時の市議会一般質問で「このようなことが二度とないよう改善すべきものは私から指示させていただく」と答弁。市側は入札参加条件を厳しくするなどの再発防止策を示していた。

 

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