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【埼玉】

2日間で7件・7人交通死亡事故が相次ぐ 「異常事態」県警が緊急対策

 二十四、二十五の二日間に県内では計七件の交通死亡事故が相次ぎ、七人が亡くなった。県警は「二日間で七件七人の死亡事故発生は二〇一〇年十二月以来の異常事態だ」と判断、緊急対策に踏み切ると発表した。期限は設けず、「連続発生に歯止めがかかるまで続けたい」(交通部交通企画課)としている。

 県内で今年、交通事故で亡くなった人は百五十八人(二十四日現在)と前年同期比二十四人の大幅増。これは全国ワースト二位の水準で、県警は「極めて深刻な状況」と見ている。

 緊急対策では、交通事故多発の交差点で警察官による監視活動を強化し、路線は白バイやパトカーが警戒走行する。トラック協会など業界団体、交通関係のボランティアへの協力要請や街頭啓発活動も行う。県警交通部は内勤職員も動員し、現場への警察官投入を増やして警戒に当たる。

 七件の事故は歩行中の高齢者の犠牲者が目立った。

 二十四日午前七時三十分ごろ、行田市長野の市道交差点を横断していた同市藤原町の無職川島咲子さん(89)が大型トラックにはねられ、搬送先で死亡した。

 同日午後四時四十分ごろには、毛呂山町岩井西の県道で、近くに住む無職野村ヨシ子さん(86)が乗用車にはねられ、搬送先で死亡。さらに午後七時十五分ごろ、熊谷市高柳の県道で、同市玉井南三、無職林勇雄さん(86)が軽乗用車にはねられて亡くなった。

 熊谷署によると、現場は直線道路だが、街灯が少なかった。自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで現行犯逮捕された会社員の女(47)は「気付くのが遅れた」と供述しているという。

 二十五日は午前九時五十分ごろ、行田市門井町三の市道交差点で同市西新町、職業不詳田村慈男さん(85)が横断歩道で乗用車にはねられ、間もなく死亡した。

 

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