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【埼玉】

延命治療…本人の意向書けます 坂戸市が終活ノート

延命治療の希望や遺言書の有無など、本人が意思表示できなくなった場合でも、家族が困らないよう配慮している

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 人生の終盤を迎えて、家族に伝えたいことを書き記すエンディングノートをつくる動きが広まっている。坂戸市は独自のエンディングノート「私の伝えたいこと」(A4判、十八ページ)を二千五百部作製。市民対象に無料配布する。市によると、同様のエンディングノートを秩父市が作製したほか、蓮田、志木、吉川市なども今後、発行を予定しているという。

 エンディングノートなどを残すことは、就職活動をもじって「終活」とも呼ばれる。坂戸市のノートは、延命治療を希望するかどうかや、終末医療を過ごす場所、臓器提供をする意思の有無など、本人の意思表示が難しくなった場合に家族が悩まなくてもすむように、あらかじめ書いておくことができる。

 もしもの場合の連絡先リストや葬儀の場所・費用、遺言書の有無や形見の渡し先リストも書き残せる。最終ページには自分のお気に入りの写真を貼る欄もある。

 市はノートを作製する編集会社を公募。編集会社が独自に広告を募って作製しており、予算はかけていない。市高齢者福祉課の担当者は「家族に伝えたい大切な思いを記し、前向きにいきいきと過ごしていただきたい」と話している。(中里宏)

 

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