東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

「秩父の雲海」のライブ画像公開 市がきょうからネットで

秩父ミューズパークから望む秩父盆地の雲海=秩父市で(田中さん撮影)

写真

 秩父市は一日から、秩父盆地に発生する雲海のライブ画像をインターネットで公開する。近年注目を集める秩父の雲海を一層PRするのが狙い。カメラの設置にはネットで寄付を募る「クラウドファンディング」を採用し、現在の雲海を確認したいというファンの期待に応えた。

 画像は、盆地を見下ろす秩父ミューズパークの展望台(標高三六三メートル)のカメラから撮影。雲海が発生しやすい午前四時〜九時にかけては十秒に一度、それ以外の時間帯は五分に一度、静止画を更新する。一一〇度の広角カメラで撮影しており、秩父公園橋や武甲山などを見渡せる。

 雲海は、気温が下がり空気中の水蒸気が水の粒となって現れる現象。山に囲まれた秩父は風があまり吹かないため、特に発生しやすい。市内の大学生田中健太さんが二〇一四年、会員制交流サイト(SNS)で発信したことなどがきっかけで、多くのファンが観賞に訪れるようになった。

 市はこうした状況を踏まえて、八月からライブカメラ設置の募金を始めた。さいたま市や所沢市、都内などの九十一人から計百一万五千円が寄せられた。「ふるさと納税」の一環とすることで、寄付した人には先行して画像を公開するなどの特典を設けた。

 市観光課の担当者は「カメラの設置を寄付で賄えたのが意義深い。秩父を訪れたいという人へのPRだけでなく、秩父の雲海を世界に発信するきっかけとなればいい」と話していた。

 画像は秩父市観光ホームページ「秩父観光なび」から閲覧できる。 (出来田敬司)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報