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【埼玉】

秩父「大祭」歌舞伎も彩る 山車6基、「お旅所」へ巡行

「白浪五人男稲瀬川勢揃の場」を好演する本町の役者たち=秩父市で

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 秩父路最大の祭礼「秩父夜祭」は三日、大祭を迎えた。日中は秩父市内各地で歌舞伎の公演があり、「歌舞伎の町」をアピールした。

 夜は「屋台」「笠鉾(かさぼこ)」と呼ばれる山車六基が市役所そばの「お旅所」に向けて巡行。ちょうちんとぼんぼりに彩られた山車が見物客を魅了した。

 秩父神社では午後二時ごろから、当番町の本町による歌舞伎の上演があった。演目は「白浪五人男稲瀬川勢揃(せいぞろい)の場」。盗賊が見えを切りながら自らの生い立ちを述べるさまを、五人の役者が演じた。本町屋台牽引(けんいん)責任者の新井茂伸さん(56)は「ばっちり決まった。お客さんが喜んでくれて良かった」と笑顔を見せた。

大勢の見物客が見守る中、巡行する山車=秩父市で

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 午後六時半ごろには山車六基が次々に秩父神社を出発。「トントコ、トントコ」という秩父屋台囃子(やたいばやし)の軽快なリズムが周囲に響き渡った。山車は見物客の声援を背に、約一キロの道のりをゆっくりと巡行した。最後は難所「団子坂」を上ってお旅所に到着。山車の灯が冬の花火とともに見物客をあかあかと照らし出した。

 横浜市都筑区の会社員小野さやこさん(23)は「道幅いっぱいに山車が迫ってきて、ものすごい迫力。地元にはないお祭りで、とても新鮮だった」と驚いていた。 (出来田敬司)

 

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