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【埼玉】

所沢の空を舞った古典機 航空発祥記念館で企画展

日本初の国産軍用機「会式一号機」の復元レプリカ。左後方が近接タラップ

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 日本初の飛行場として一九一一(明治四十四)年に開設された所沢飛行場の空を舞った古典機の数々を、貴重な模型や写真、収蔵物などから振り返る「空にトキメキ展」が、所沢航空発祥記念館(所沢市並木一)で始まった。 (加藤木信夫)

 同館では日本の傑作機としてこれまで、零戦や隼(はやぶさ)、疾風(はやて)などの戦闘機を展示してきた。今回の特別展は、それらの原点として、明治、大正の空を翔(かけ)たノスタルジックで機能美あふれる古典機の世界を紹介する。二〇一八年四月八日まで。

 会場では百六年前、開設間もない所沢飛行場から飛び立ったフランス製複葉機「アンリ・ファルマン」の四分の一サイズ模型のほか、同機を操縦した徳川好敏陸軍大尉が身の回りの物を収納した「軍用行李(こうり)」、昭和初期までの機体を象徴する木製プロペラ(一九三一年製)などを展示している。

 天井からつるし常設展示している日本初の国産軍用機「会式一号機」(一一年製作)の復元レプリカが間近に見られるよう、高さ二メートルの近接タラップを設置する工夫もした。「インスタ映え」するコスプレ写真撮影を楽しんでもらおうと、航空服などの復元品も用意。

徳川大尉が利用した軍用行李の実物=いずれも所沢市の所沢航空発祥記念館で

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 会場の一角では航空ジャンク市を開設し、アナログの計器類や救命胴衣、ホイールなどを展示即売している。

 関連イベントとして九日午後、最寄りの西武線航空公園駅前で展示しているYS−11機の機長席搭乗体験も特別実施する。八十人限定で、当日午前十時半から入館者を対象に整理券を発行する。雨天決行、荒天中止。担当者は「直接当機へ来られても搭乗できないので、注意してください」と話している。

 所沢航空発祥記念館の展示館入館料は大人五百十円、六十五歳以上四百十円、小中学生百円、未就学児、障害者は無料。問い合わせは同館=電04(2996)2225=へ。

 

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