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【埼玉】

市政立て直しへ意見交わす 上尾市長選、あす告示

4人の立候補予定者が意見を交わした公開討論会=上尾市で

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 ごみ処理施設の入札を巡る贈収賄事件で市長と議長が同時に逮捕された上尾市で、辞職に伴う市長選が十日に告示される。異例の不祥事が起きた市政の立て直しが問われることになり、新人四人が出馬を予定している。(井上峻輔)

 立候補を表明しているのは、いずれも無所属新人で、元市議の鈴木茂さん(62)、元県議の畠山稔さん(68)、市議の秋山かほるさん(62)、元会社社長の石山勝朗さん(84)の四人。

 八日には市内で市民団体主催の公開討論会があり、四人が意見を交わした。

 前市長らが逮捕された事件について、石山さんは「市民に対する意識が欠如していた」、秋山さんは「上尾市の体質が原因」と批判。鈴木さんは「情報公開の徹底などの改革をする」と訴え、畠山さんは「談合や口利きを防止して緊張感を持たせる」と述べた。

 選挙の争点の一つになるのが、前市長が推し進めた市北部に新図書館複合施設を建てる計画だ。昨年十二月には市民が一万三千人分の署名を集めて計画の賛否を問う住民投票実施を求めたが、条例案は議会で否決されている。

 鈴木さんは「図書館は必要だが今の場所は問題がある。今後の方針は市民にアンケートをとって決める」と主張。畠山さんも「一度凍結して検証した上で判断したい」と語った。秋山さんは「予定地には分館を建てて、現在の本館をリニューアルする」。石山さんは計画通りに新施設建設を進めた上で、別の場所にも図書館や博物館の複合施設を建てると訴えた。

 投開票日は十七日。逮捕された前議長と市長選に挑む鈴木さんの辞職に伴う市議補選(被選挙数二)も同時に行われ、新人六人が出馬を準備している。一日現在の選挙人名簿登録者数は十九万九百八十二人。

 

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