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【埼玉】

アマバンド応援して20年 JR北浦和駅前のライブハウス「エアーズ」

出演者一人ひとりに輝いてほしいと話すスタッフの大島竜一さん

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 誰でも歓迎、どんなミュージシャンも応援したい−。JR北浦和駅前のライブハウス「エアーズ」が今年、二十年を迎えた。若者から高齢者までアマチュアミュージシャンが集うスポットだ。時代を反映し、団塊世代も含めた「オヤジバンド」が日々はじけてる! (田口透)

 一九九七年九月、JR北浦和駅西口近く、県営北浦和公園脇にオープンした。二十年間で延べ二万六千組がステージを踏んだ。「当初から一人ひとりが輝けるように応援したいと思ってきました」とスタッフの大島竜一さん(41)。

 ロックからジャズ、フォーク、歌謡曲、演歌まで。出演者もプロ、アマチュアの垣根はない。年代層も小学生のロックバンドから八十代までと幅広く、山形からはローリング・ストーンズを愛する中高年バンドが毎年、ライブに訪れる。

 「最近は若い世代と年齢のいった層が軸かなぁ。七十代でバリバリのロックをやる女性もいますよ」

 主軸はアマチュア。とはいえプロになったミュージシャンもいる。例えばEXILE(エグザイル)のATSUSHIさんは高校時代、エアーズで腕を磨いた。

 スタッフのモットーは「誰でも何でもできる」。照明、音響機器はじめ技術的な分野や接客などすべてをこなす。「技術面でも、音楽面でも、求められれば何でもアドバイスします」。ライブハウスでは珍しいカメラ四台でのビデオ撮影も、出演者全員を際立たせたいと導入した。

 二十年を振り返り「ネットの普及で情報も増え、音楽をやりやすい環境になった。バンド活動を応援する学校も当たり前になりました。昔なら考えられないですけどね」と笑う。

 ここ数年の傾向として、社員バンドを支援する企業が増えているという。取材した日も不動産・建築会社が貸し切り、盛り上がっていた。ドラムをたたく主宰の金子竜さん(30)は「出演者も観客も社員。社員旅行などと同じ、会社のコミュニケーションツールの一つですね」。

 大島さんは最後にこう話す。「一曲しかできなくても、カラオケの伴奏でもいい。ほとんどの事は『イエス』。僕らはその人に合わせて応援します」

<エアーズ> 年末年始を除き無休。客席は立ち見で300人、椅子の場合80人収容。さいたま市浦和区常盤9の31の17、荘司ビルB1、電048(824)4169。

 

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