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【埼玉】

「陸上界担う人材育てたい」 松山高OB、東松山で「教室」初開催

中学生にハードルを指導する大室秀樹選手(中)=東松山市で(県立松山高校陸上部OB会提供)

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 「将来、日本の陸上界を担う人材を育てよう」と、県立松山高校陸上部OB会(岩崎進会長)が東松山陸上競技場(東松山市)で小中学生を対象にした陸上教室を初めて開催。小中学生約二百四十人が参加して一流選手から指導を受けた。OB会は「来年以降も続けていきたい」としている。

 松山高陸上部はインターハイの常連で、五輪や世界陸上の代表選手も輩出している公立有数の強豪。OBで昨年、四十七歳の若さで亡くなったソウル五輪陸上百メートル代表の大沢知宏さんも一九八七年、インターハイで優勝しており、部も総合優勝を飾った。

 教室は、共にOBで、今年八月の世界陸上(ロンドン)百十メートルハードルに出場した大室秀樹選手(大塚製薬)と六四年の東京五輪・ハンマー投げに出場した笠原章平さんをゲストに迎えた。アジア大会や全国大会で入賞実績のあるOBたちも指導に当たった。

 ウオーミングアップ法やハードルの跳び方などを子どもたちに指導した大室選手は「陸上を学んだ地で恩返しをしたいと思っていた。子どもたちの目標になるためにも、世界で活躍したいという思いを強くする機会になった」と話した。

 笠原さんは「私が学生のときは貧しい時代で、げたで通学し、わらじで練習した。子どもたちには、親や周囲の人への感謝を持ちながら競技を続けてほしい」と語った。

 OB会事務局長でスポーツ用品店経営の野沢憲幸さん(49)は「初めての開催だったが、多くの方に協力をいただいた。天気に恵まれ、大沢君が天国から応援してくれたと思う」と話していた。 (中里宏)

 

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