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【埼玉】

20畳分の元日用新作大凧が完成 住民団体、引き手を募集

20畳の新作大凧が完成し、気勢を上げる今市竹とんぼの会メンバーら=寄居町今市で

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 寄居町の住民グループ「今市竹とんぼの会」(小山百合雄会長)が来年の元日に開く恒例イベント「寄居大凧揚(たこあ)げ」向けに制作していた二十畳サイズの新作凧が完成した。当日は新作凧のほか、五十畳や三十畳の大凧、子供用の二畳凧も揚げる。大凧は重量がかなりあるため、同会は引き手を募集している。 (花井勝規)

 寄居大凧(たこ)揚げは一月一日午後一時から寄居町折原の町運動公園グラウンドで開かれる。同会によると、巨大凧で知られる滋賀県の「東近江(おうみ)大凧」の伝統技法を受け継ぐ大凧を定期的に揚げているのは、滋賀県以外ではここだけといい、年々注目度が上がってきた。

 今年一月のイベントには町内外から七百人が参加した。当日、会場では町内の「牟礼有志の会」も別の種類の凧を揚げる。

 新作の二十畳凧は高さ五・七メートル、幅五・四メートル。重さは七十キロ。絵柄は、地元にある弁天池のほとりにひっそりと安置されている弁財天の石仏のイメージを黒と朱の墨の濃淡で描いた。

 東近江式にならい、風の抵抗を抑えるため絵柄部に抜きと呼ばれる切り込みを入れる「切り抜き工法」や運搬が楽になるよう縦骨が外せる「長巻き法」を採り入れた。完成までに延べ二十日を要した。

 小山会長(65)は「ことしの元日はほぼ無風で大凧が揚がらなかった反省から、今回は切り抜きを減らし、浮力を得やすいよう工夫してみた。当日はいい風が吹いて天高く高く舞い上がってくれれば」と期待する。

 イベントは参加無料。大凧の引き手は中学生以上が条件。問い合わせは寄居町観光協会=電048(581)3012=へ。イベントの前日と当日は今市竹とんぼの会・島田茂幸さん=電080(7018)7899=へ。

 

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