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【埼玉】

鶴ケ島小6女児死亡 調査審を発足 直前、いじめ疑いメッセージ

鶴ケ島市いじめ問題調査審議会の第1回会合後、記者会見する会長の渡辺弁護士(左)=同市役所で

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 鶴ケ島市立小学校六年の女子児童(11)が十一月、自宅で自殺とみられる状態でみつかった問題で、学校が行ったアンケートや聞き取り調査などから、女児に対するいじめを疑わせる証言が複数あったことが二十七日、分かった。市教育委員会は、学識経験者ら五人で構成する「市いじめ問題調査審議会」を設置。会長に選ばれた渡辺祐樹弁護士が同日開いた第一回会合後の記者会見で明らかにした。

 審議会は今後、いじめを疑わせる事案が実際にいじめに当たるのかどうかや、女児の死亡との関連などを調査。来年三月までに結果をまとめたいとしている。

 女児は五年生のときに「(同級生から)嫌なことを言われた」として、三日続けて欠席。学校はいじめとして、同級生らを指導した。今年六月に行ったアンケートでは、女児や他の児童からも、いじめの記述はなかったことから、学校は六年生になってからのいじめは把握していなかった。

 市教委によると、女児の死亡後、学校が行ったアンケートと、担任や学校相談員が行った聞き取り調査の両方で、いじめがあったことを疑わせる証言が出た。また、女児の携帯電話に残されていた友人とのメッセージ交換のやりとりの中に、いじめを疑わせるものがあったという。やりとりは死亡直前の時期だった。

 審議会委員は、渡辺弁護士のほか大学教員二人、医師、臨床心理士の五人。 (中里宏)

 

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