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【埼玉】

味や香りで産地当てる「利き茶」に挑戦 新春恒例、所沢で「闘茶会」

「利き茶」に挑戦する参加者たち=所沢市で

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 茶の味や香りで産地を当てる新春の恒例行事「闘茶会」が九日、狭山茶生産地の所沢市内で開かれ、地元の茶業関係者や藤本正人市長ら三十九人が和服姿で「利き茶」に挑戦した。

 茶の品質鑑定技術向上のため、市内の茶業関係者でつくる「狭山茶所沢研究会」(藤野和泉会長)が実施しており、今年で四十五回目になる。

 会場には県内産のほか、茶どころとして知られる静岡、三重、京都、鹿児島の計五産地の荒茶が用意された。参加者は荒茶の色やつやなどの「外観」と、味や香りなどの「内質」で産地を判断し、二十点満点の総合点を競った。藤野会長によると、荒茶の味は産地の気候や製造過程の違いにより微妙に異なるという。

 闘茶会は中国の唐の時代に起こり、鎌倉時代に日本に伝わった。本来は製造家が持ち寄った茶の優劣を競う品評会のようなものだったが、室町時代に茶の産地を当てる闘茶が主体になり、貴人の間で娯楽として流行した。 (加藤木信夫)

 

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