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【埼玉】

上尾贈収賄事件 接待に誓約書署名も 癒着の根深さ指摘

 二元代表制のツートップである市長、議長が関与したとされる異例の贈収賄事件の初公判。検察側は度重なる接待や便宜を確約する誓約書の存在などをあげ、癒着の根深さを指摘した。

 スーツ姿で入廷し、傍聴席に深々と頭を下げた島村前市長ら三被告。三人は罪状認否ではっきりとした口調で起訴内容を認めるとともに、落ち着いた様子で検察側の主張に耳を傾けた。

 検察側によると、山田社長は接待だけでなく、親密になるため田中前議長経営の飲食店で宴会をしたり、現金を渡したりしたこともあったという。

 度重なる接待などを経て三人の仲は深まり、一二、一五年の入札の情報は漏えいされた。だが、その内容が不十分だったり、市議会で落札の経緯が問題視されたりするなどして、明石産業は受注できなかった。

 二度の失敗を経た山田社長は、昨年一月に入札された業務を巡り、最低制限価格を引き上げ、その価格を教えることを確認する誓約書への署名を島村前市長、田中前市議長に迫った。二人は「すでに金品を授受していて断れなかった」などと不正への関与が表沙汰になることを恐れ、署名したという。

 

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