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【埼玉】

深谷市長選 候補者の横顔

 28日に投開票される深谷市長選の立候補者3人の横顔を紹介する。 (花井勝規)

(届け出順)

◆小島進(こじま・すすむ)さん 57 無現<2>=自公

 花園IC拠点整備を

 「これから人口減少の時代がやってくる。その対策をしっかり打ちたいとの思いが政治家としての原点」と語る。アウトレットモールを核とした花園インターチェンジ(IC)拠点整備計画はその切り札だ。

 「花園を単なる通過点としてでなく、県外から多くの人々を呼び込む拠点に変える。にぎわいが生まれ、市の発展のためにはどうしても必要な施設だ」

 予定地の造成などに五十億円の市費を投じることに批判があるが「税収を増やすため、多少の投資は必要」と意に介さない。「五十億円は開業から八年で回収し、雇用増などの波及効果を計算に入れずとも二十年間で百億円のプラスが出る」と力説する。

 一九九五年、中学時代の同級生らに担がれ市議に初当選以来、県議、市長と政治の道を歩んできた。自他共に認める熱血漢。若いころからの矢沢永吉ファン。

◆加藤裕康(かとう・ひろやす)さん 72 無新

 中心街に商業ビルを

 花園IC拠点整備計画が選挙戦の争点になっていることに「違和感を覚える」と戸惑いを見せる。

 「二十数年、銀行に勤めた経験から見ると、アウトレットモールの時代はもう過ぎた。事業の将来の発展性をしっかり精査して、期待する事業規模にならない場合は、白紙化もあり得るべきだ。一度計画を凍結して、見直すべきだろう」と語る。

 「市政転換」をキャッチフレーズに、減税や農業先進都市づくりを公約の柱に据える。「市の顔だった深谷駅北側の中心街が寂れきっている。人が集まり、にぎわいをつくる県北一の商業センタービルを建て、活性化の起爆剤にしたい」とも語る。

 銀行勤務を経て、市議一期、県議を三期務めた。県議時代に県に提案した表彰制度「渋沢栄一賞」創設が実現した。趣味は尺八などの邦楽鑑賞。

◆加藤利江(かとう・としえ)さん 69 無新

 税金の使い方を改革

 花園IC拠点整備計画に市が想定している初期投資分五十億円の支出に反対する住民グループのリーダー格を務めてきた。二年前、約一万人の署名を添えて市税投入の是非を問う住民投票の実現を訴えたが、市議会で条例案は否決された。

 「今回の選挙は、市税投入をストップする最後のチャンスだ。税金投入の是非を問う政策選択の選挙にしたい」と力を込める。

 「本来、事業はすべて民間資金でまかなわれるべきだ。一世帯あたりに換算すると約十万円になる市税投入はおかしい」と主張する。市長選で当選したら「税金の使い方を改革する。女性の視点を生かし、生活に寄り添った温かい市政に変えたい」と語る。

 二〇〇三年、市議に初当選。市長選出馬のため、四期目途中で市議を辞職した。「笑顔は人生を変える」がモットー。趣味はカラオケとゴルフ。

 

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