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【埼玉】

軟白うど、収穫始まる 日高「香り良し みずみずしく」

地下の室で軟白うどを収穫する鳴河さん=日高市で

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 日高地域に春の訪れを告げる「軟白うど」の収穫と出荷作業が、主産地である日高市の生産農家で始まった。

 軟白うどは昨年の春から秋にかけて、畑で育てたウドの根株を、晩秋に室(むろ)と呼ばれる地下約四メートルの横穴に植え替えて成長させる。

 冬場も一八〜二〇度に温度管理された室で、太陽光を浴びずに育ったウドは、純白で香りが高くなる。通常の緑色の山ウドと比べ、アクが少なく生でも食べられる。軟らかく茎、皮、穂のすべてを口にすることもできる。

 市内には九軒の生産農家があり、同市高富の鳴河高一郎さん(66)、妻のり子さん(64)、長男順一さん(40)一家の室では二十五日、長さ約七十センチまで成長した軟白うどを一本ずつ、ていねいに刈り取った。高一郎さんは「作柄は平年並みで、軟らかく香り良くみずみずしく仕上がった」と話した。

 市とJAいるま野によると、軟白うどは規格ごとに分けて、四キロと二キロの箱詰にして、主に首都圏や関西方面の市場へ出荷される。出荷のピークは二月末から三月初旬で、同市中沢の高萩南農産物直売所=電042(989)9574=や各生産農家でも購入できる。

  (加藤木信夫)

 

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