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【埼玉】

傍聴席にらみ落ち着きなく 熊谷6人殺害初公判

傍聴券を求める人が長蛇の列をつくった=さいたま地裁で

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 熊谷市で二〇一五年九月、小学生二人を含む六人が殺害された事件の裁判員裁判。二十六日、さいたま地裁で開かれた初公判で、強盗殺人罪などに問われたペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)は意味が通らない発言をしたり、傍聴席などをにらみつけたりと終始、落ち着きのない様子だった。 (西川正志、牧野新)

 上下黒のスエット姿で出廷したナカダ被告は裁判長から認否を問われ、「『このカップは何のカップでしょう』と聞かれた。その人が頭の上にカップを乗せたので、私も乗せた」などと認否とは関係のない発言をした。

 裁判はたびたび休憩し、再開されるごとに傍聴人を含め法廷にいる全員が起立する中、ナカダ被告だけがうつむきながら座ったまま。冒頭陳述や証拠調べの間も、頭を抱えたり、鋭い目つきで傍聴席や天井などをにらみつけたりするなどしていた。

 突然、スペイン語でしゃべり続け、裁判長から何度も「静かにしてください。指示にしたがってください」などと注意される場面もあった。

 公判後、取材に応じた弁護士は「これまでの接見と変わりない様子だった」。法廷でしゃべりだしたスペイン語の内容について「寝ている時にみる夢の話をしたいと言っていたと理解している」と話した。

 傍聴した県内の二十歳代の女性は「ナカダ被告は話を聞いていないように見えた。事件について本人しか知らないことがたくさんあるので、それを語ってほしい」と話した。

 

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