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【埼玉】

土偶レプリカ人気 行田のふるさと納税返礼品

行田市のふるさと納税の返礼品に指定されている土偶のレプリカ

写真

 国史跡の「埼玉(さきたま)古墳群」で知られる行田市が、古墳からは出土しない土偶のレプリカをふるさと納税の返礼品にしたところ、ツイッター上で話題となり製造が追いつかないほどの人気ぶりだ。市の担当者は「予想外」と、うれしい悲鳴を上げている。

 大きな目に丸みを帯びた体。返礼品を受け取った一人が、箱詰めされた土偶の写真をツイッターに載せたのは二〇一七年十一月末のこと。「すてき」「欲しすぎる」。リツイート(転載)は二万件近くに上った。

 前方後円墳の二子山古墳や円墳の丸墓山古墳など、九基からなる東日本最大級の「埼玉古墳群」が有名な行田市。埴輪(はにわ)や土器が多数出土しており、元々、市内の専門店がレプリカを販売していた。土偶は縄文時代の土製品で古墳からは出土しないが、愛好家の要望を受け、青森県つがる市の亀ケ岡遺跡で出土した「遮光器土偶」を模したものを売っていたという。

 行田市は一六年九月、「古墳の街」をPRし地元商店を応援する狙いから、同店の埴輪を返礼品に指定。その際、クオリティーが高かった土偶も採用、「縄文時代のロマンに触れて」とうたい、寄付一万円で高さ十七センチの土偶が選べるコースなどを設けた。

 当初、申し込みは三カ月に一件程度だったが、ツイッターで取り上げられて以降、土偶だけで約一カ月間に五十件を超えた。通常は寄付後一週間程度で届くが、現在は約一カ月待ちの状態という。市企画政策課の福田将大主事は、思わぬ人気に驚きつつも「これをきっかけに行田に足を延ばしてほしい」としている。

 

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