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【埼玉】

川口市長に奥ノ木さん再選 「選ばれる街つくる」

再選を果たし万歳をする奥ノ木信夫さん(中)=川口市で

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 川口市長選は四日、投開票され、無所属現職の奥ノ木信夫さん(66)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元県議の奥田智子さん(49)=共産推薦、社民支持=を破り、再選を果たした。今年四月に中核市となる川口市の活性化や、子育て支援など社会保障の拡充をどう進めるのか。今後四年間の奥ノ木さんの手腕が問われる。投票率は過去最低の22・29%で、極めて低調となった。 (杉本慶一)

 川口市西川口にある奥ノ木さんの事務所では四日夜、当選の一報が伝えられると、支持者から大きな拍手と歓声が湧き起こった。

 奥ノ木さんは「これからの四年間は、川口の将来を決める大切な時期だ。少しでも良い街づくり、住みやすい街づくり、選ばれる街づくりを一生懸命進めたい」と抱負を語った。

 奥ノ木さんは自民党の元県議で、党県連では幹事長を務めた。県議五期目だった二〇一四年、岡村幸四郎・前市長の死去に伴う市長選に出馬。新市庁舎や火葬場の建設、市立三高校の統廃合など岡村市政で検討や計画が進んでいた事業の実現や、中核市移行を公約に掲げて初当選した。

 今回の選挙戦では、これらの公約実現が決まったことのほか、小中学校へのエアコン設置や市税の収税率アップに取り組んだ実績をアピール。「二期目は中核市移行で市の保健所をつくり、六十万市民の目線に合った行政を進める」と訴え、着実に支持を固めた。

 奥田さんは学校給食費の無料化や国民健康保険税の値下げを主張し、「党派を超えた支援を」と街頭で呼び掛けた。しかし、出馬表明が告示の二週間前になるなど選挙準備の遅れが響き、及ばなかった。

 当日有権者数は四十七万三千六百六十二人。市長選の投票率が20%台になったのは一三年(29・18%)、一四年(27・32%)に続いて三回連続となった。その要因の一つは東京都内に通勤・通学する「埼玉都民」の市民が多く、地元の行政や政治に対する関心が薄れている、とされる。

 奥ノ木さんは記者団に「低投票率になったのは残念だ。ただ、私がやってきた四年間の施策を市民に十分理解していただいた、と体感している」と述べた。

◆川口市長選確定得票

当 71,320 奥ノ木信夫 無 現<2>

  32,398 奥田智子 無 新

 

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