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【埼玉】

見沼、竜神3度目の復活 NPOがアシで制作 開眼式

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 さいたま市緑区の湿地などの保全に取り組むNPO法人「エコ.エコ」がアシで制作した竜神の開眼式が行われた。竜神は毎年作り替えられ、今年で三年目。

 竜神は全長約十六メートルで、昨年、エスペラント語の湿地を意味する「マルコ」と命名された。湿地を保全するために刈り取ったアシを材料に、メンバーが約一カ月かけて制作した。

 エコ.エコは二〇一一年、さいたま、川口両市にまたがる緑地「見沼田んぼ」を守ろうと活動を始めた。地主の了解を得て、緑地内の湿地や斜面林約二ヘクタールの保全を進めている。年間を通して多彩な自然観察会なども開催している。

 開眼式には家族連れなど約五十人が参加。ひしゃくで竜神の口に清酒をそそいで清めた後、子どもたち六人が竜神に赤い目を入れて完成した。式後、子どもたちは竜の背中に乗せてもらい、大喜びだった。

 エコ.エコ代表理事の加倉井憲一さん(70)は「シンボルとして見沼の伝説の竜神を復活させた。アシを刈る中で貴重なハチを発見することもできた。自然に親しむきっかけにしてほしい」と話していた。

 竜神・マルコは、さいたま市緑区南部領辻にある総持院南側の見沼代用水に隣接する湿地に設置されている。 (田口透)

 

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