東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

子ども甲状腺がん「検診の継続必要」 三郷で栃木の院長ら講演

鈴木元さん

写真

 東京電力福島第一原発事故の影響で増加が懸念される子どもの甲状腺がんのリスクを考える市民健康講座が十日、三郷市文化会館であった。国際医療福祉大クリニック(栃木県大田原市)の鈴木元院長が講演し、福島県内で続く甲状腺検査の結果などを解説した。

 鈴木院長は被ばく線量の違う地域ごとに甲状腺がんの有病率を調べると、原発からの距離に関係なくどの地域もほぼ同じだった点などを指摘。「大部分の症例はチェルノブイリ事故後に増えたものともタイプが違う」と話しつつ、検診の持続性の大切さを訴えた。

 講座では津波で全壊した公立志津川病院(宮城県南三陸町)で当時被災した南三陸病院歯科口腔(こうくう)外科の斎藤政二部長も講演。復興への取り組みを振り返り、想定外を想定するといった災害への心構えを説いた。

 講座は市医師会が主催し、約百人が耳を傾けた。 (藤原哲也)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報