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【埼玉】

埼玉地酒、試飲いかが 川越小江戸蔵里「ききざけ処」オープン

40銘柄の埼玉の地酒が試飲できる小江戸蔵里の「ききざけ処」=川越市で

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 県内35の日本酒蔵元の地酒を試飲できる「ききざけ処(どころ)」が、川越市産業観光館「小江戸蔵里(くらり)」にオープンした。500円で4銘柄を試飲でき、旬の地場産野菜のおつまみとともに楽しめる。全国で五本の指に入る酒どころ埼玉の地酒をPRし、年々増加している外国人観光客もターゲットにする。県酒造組合加盟社の酒を一堂で試飲できる施設は初めて。 (中里宏)

 小江戸蔵里は明治初期から二〇〇〇年まで操業していた旧鏡山酒造の施設を利用。おみやげ販売の「明治蔵」、食事施設の「大正蔵」、総菜などを販売していた「昭和蔵」などがある。今回、昭和蔵を改装して「ききざけ処」にした。

 試飲は四十銘柄の地酒の中から試飲できる。カウンターもあり、菜の花のおひたしなど季節のおつまみや甘酒、しょうゆソフトクリームなども販売する。

 気に入った日本酒を購入して、大正蔵の食事施設に持ち込み料を払えば、食事と一緒に楽しむこともできる。

 埼玉の日本酒出荷量は例年、全国四〜五位を占めるが、酒どころとしての知名度はいまひとつ。県酒造組合の下坂和美事務局長は「中小の蔵元が多いのが埼玉の特徴。出荷量だけでなく、各種コンクール入賞など質も高いことを、もっと知ってほしい。観光客が集まる川越に、一堂で試飲できる施設ができて大変ありがたい」と喜ぶ。

 川越市によると、昨年一年間の外国人観光客は十九万七千人で、右肩上がりを続けている。小江戸蔵里を運営する「まちづくり川越」の高田泉常務は「海外でも日本酒ブームは続いており、輸出も視野に、埼玉の地酒の認知度を上げていきたい」と話している。

 

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