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【埼玉】

中国の希少雑貨が人気 扇子や花瓶、ガラス工芸…

県と中国山西省の交流の歩みを振り返る特別展=小鹿野町で

写真

 今月末に閉館する「県山西省友好記念館 神怡館(しんいかん)」(小鹿野町両神薄)で販売されている中国の希少な雑貨が、入館者の人気を集めている。扇子や花瓶、縫いぐるみ−。売り尽くしのため最大8割引きの値下げをしたところ、売上高は前年の10倍超に達するほどの大にぎわいだ。 (出来田敬司)

 神怡館は、県が山西省と友好県省を締結し十周年となるのを記念して、一九九二年に開館。威風堂々とした中国風の外観と山西省の文物のレプリカ展示で知られた。入館者が大きく減少したことなどから、今月末で閉館することが決まっている。

 指定管理者の小鹿野町振興公社は二月から売店で「売り尽くしセール」を始め、館内で販売する雑貨を一斉に値引きした。刺しゅうを施した布製の扇子の値札は五百円から百円に、三国志がモチーフとなったトランプも五百円から百円にした。

 人気があるのはガラス工芸の「内絵」だ。内絵は、球状のガラス容器の小さな穴から絵筆を差し入れ、ガラスの内側に絵を描いたクラフト作品のこと。三千円から千五百円に値下げしたところ「県内の中国雑貨店が大量に買っていた」(担当者)という。

 この結果、二月の売上高は前年比十倍超の六十万円と、単月としては過去最高を記録した。在庫は既にセール前の半分ほどとなっており、「買い求める方は早めの来館を」と呼びかけている。

 開館時間は午前九時〜午後五時。火曜と祝日の翌々日は休館。入館料は一般二百円、小中学生百二十円、未就学児は無料。現在、県と山西省の交流を写真や書、絵画などで振り返る特別展「山西省との交流の歩み展」を開催している。

 問い合わせは神怡館=電0494(79)1493=へ。

 

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