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【埼玉】

「ぼたん雪」まとう 熊谷桜 「名所」石上寺で満開

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 早咲きのサクラとして知られる「熊谷(くまがい)桜」が18日、熊谷市鎌倉町の石上寺で満開になった。境内に植えられている大小50本ほどの熊谷桜の「今年の花付きはすごく良い」(岡安隆哲(りゅうてつ)住職)といい、多くのサクラ愛好家らが春の訪れを楽しんでいた。

 熊谷桜は、地元出身の武将・熊谷直実(くまがいなおざね)が源平合戦で先陣争いをした故事から名付けられた早咲き品種。江戸時代には当時の代表的なサクラの一つとして知られていた。花は2センチ前後と小ぶりながら、花びらが幾重にも重なった豪華さが特徴。枝に白い花を無数につける様子から「ぼたん雪」にたとえる人も多い。

 江戸時代、石上寺は忍(おし)城主が見物に訪れるなど、熊谷桜の名所として知られていたが明治期に境内から姿を消した。1993年から熊谷桜の増殖活動に取り組んでいる地元の市民団体・桜ファンクラブが、同寺を再び熊谷桜の名所に復活させようと植樹を進めてきた。問い合わせは同寺=電048(521)0159=へ。 (花井勝規)

 

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