東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

「ED40形」国重文へ 初の国産電気機関車

鉄道博物館で展示中の「ED40形式10号」(鉄道博物館提供)

写真

 国の文化審議会は、鉄道博物館(さいたま市大宮区)で展示している電気機関車「ED40形式10号」を重要文化財(重文)に指定するように答申した。国鉄最初の国産電気機関車で、急勾配で知られる信越本線の横川−軽井沢間でも活躍した。

 博物館によると、ED40形式10号は全長九・八メートルで一九二一年に製造。歯形のついたレール上を歯車とかみ合わせて走る「アプト式」の電気機関車として、横川−軽井沢間を往復した。四四年には東武鉄道に貸し出され、その後譲渡。栃木県の日光軌道線で銅鉱石などの輸送を担った。

 六八年に廃車されると、国鉄大宮工場でアプト式時代の外観に復元され、同工場で長らく保管。二〇〇七年の博物館開業と同時に展示が始まった。十四両造られた同型の機関車では唯一現存する車両となる。

 今回の答申で博物館にある国の重文は五件目となる。同館は正式指定後に記念プレートの製作や記念セレモニーの開催などを通じてPRに努める。 (藤原哲也)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報