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【埼玉】

西川材の積み木 楽しんで 地元障害者施設の利用者が製作

西川材の積み木に紙やすりで磨きをかける「おぶすま福祉会飯能事業所」の利用者ら(同会提供)

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 西川材と呼ばれる県西地域産のスギを使った積み木を地元の園児たちにプレゼントする「木のおもちゃの贈呈式」が二十日、飯能市の市林業センターで行われた。地元の障害者就労支援施設が積み木作りを担い、施設利用者が一つ一つ紙やすりで磨きをかけた。 (加藤木信夫)

 飯能、日高、毛呂山、越生の二市二町などでつくる「西川地域林業対策協議会」が、木材に触れ、親しむ「木育」推進のために企画した。出来上がった積み木(縦十五センチ、横三センチ、厚さ一センチ)計百五十個を箱詰めにして、管内の幼稚園や療育園など二十五園に贈った。

 贈呈式には各園代表者のほか、最寄りの白鳥幼稚園から年中の染谷翔君(5つ)と古見(こみ)千里さん(5つ)が出席。式後、二人は箱から積み木を取り出し、三角形などさまざまな形を作りながら遊んだ。染谷君は「普通のおもちゃと違って面白い。木のにおいもよかった」とうれしそうだった。

 積み木を作った「社会福祉法人 おぶすま福祉会飯能事業所」の利用者で、贈呈式に出席した丸山敦美さん(40)は「子どもたちがとても楽しそうに遊んでくれてうれしい。作ったかいがあった」と顔をほころばせた。

<西川材> 県西部の高麗川、入間川、越辺(おっぺ)川流域で産出されるスギやヒノキの建材。江戸の大火や、関東大震災後の復興材として活用された。「江戸の西の方の川から来る」という意味から西川材と呼ばれるようになったといわれる。

 

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