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【埼玉】

卒業おめでとう 新たな一歩へ 南小、桶川・カフェ

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◆南小、伝統の「秩父銘仙」羽織り出席 「勉強や部活頑張る」

 秩父市立南小学校の6年生児童28人が23日、秩父地方の伝統的な絹織物「秩父銘仙」を羽織って卒業式に臨んだ=写真。校内は大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれた。

 地元の伝統産業に対する理解を深め、銘仙の振興を図ろうと、同小が初めて実施した。児童たちの銘仙は資料館「ちちぶ銘仙館」から借り受けた。

 卒業証書の授与式で、和服姿の児童たちはいくぶん歩幅を狭めながら壇上へ。校庭での門出式では在校生が両腕でつくるアーチの下を笑顔で駆け抜けた。

 卒業生の後藤琉衣奈さん(12)は「銘仙は初めて着た。とてもいい思い出になりそう。中学に行っても勉強や部活を頑張りたい」と張り切っていた。 (出来田敬司)

◆桶川・カフェ、不登校の子ら「あなたの笑顔 これからも!」

卒業生にお祝いの言葉を送る平野さん=桶川市で

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 不登校に苦しむ子どもが無料で学べる桶川市の「ヒビキ・カフェ」で、恒例行事の卒業式があった。小学六年と中学三年の五人が参加。児童・生徒らはカフェでの経験を胸に、新たな一歩を踏み出す。

 「あなたは誰からも愛され、笑顔の絶えない関係をつくることができる。これからも頑張ってください、卒業おめでとう」

 カフェを運営する一般社団法人「ムーンライトプロジェクト」代表の平野和弘さん(58)が、卒業生一人一人にお祝いの言葉をかけ、卒業証書を手渡した。生徒らに勉強を教えてきた教員経験者やボランティアの大学生らが惜しみない拍手を送った。卒業した桶川市の男子中学生(15)は「先生や先輩が勉強を教えてくれた。気軽に通うことができ、カフェがあって良かったと改めて思った」と笑顔を見せた。 (牧野新)

 

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