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【埼玉】

秩父吉田の龍勢、喜びの舞 国重要無形文化財 指定記念し式典

龍勢の打ち上げの様子をステージ上で再現する保存会のメンバーら=秩父市で

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 打ち上げ式の煙火の祭事「秩父吉田の龍勢」が国の重要無形民俗文化財に指定されたのを受け、秩父市と市教育委員会主催の記念式典が二十六日夜、同市熊木町の秩父宮記念市民会館大ホールで開かれた。吉田龍勢保存会や行政の関係者ら約五百人が、あらためて喜びをかみしめた。

 式典の冒頭、保存会の会員たちがステージに上がり、火薬筒や筒に取り付ける長い竹の矢柄を携え、龍勢の打ち上げを再現。龍勢が大空を舞う様子は、巨大なスクリーンに映し出された。

 久喜邦康市長は「今回の指定は、地元の皆さんが地道な活動を続けてきた成果だ。今後も地域を挙げて守り伝えてほしい」と激励。保存会の新井徳弘会長は「火薬を使う煙火の祭事としては第一号の指定となる。おごることなく安全第一で続けていきたい」と気を引き締めた。

 最後に県文化財保護審議会委員の柳正博さんが記念講演。柳さんは地元の小、中学校で龍勢の授業が開かれていると説明し「龍勢は郷土の誇り。後継者の養成に努めてほしい」と述べた。 (出来田敬司)

 

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