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【埼玉】

新たな門出、飛躍を誓う 県の新規採用457人「県民の信頼に応える」

上田清司知事(左)から辞令を受け取る新規採用職員=さいたま市内で

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 新年度最初の月曜日となった2日、県内各地の企業や官公庁で入社式や入庁式が開かれ、新人が新たな一歩を踏み出した。

 県の新規採用職員の就任式が2日、さいたま市内であった。上田清司知事が辞令を手渡し「一つ一つの仕事が県民の幸せをつくる。こんな素晴らしい仕事はない。ぜひ自分の力で県民の幸せをつくろうと決意してほしい」と激励した。

 4月1日付の新規採用数は457人。代表して森田彩乃さん(22)が「県民のために仕事ができる喜びと県民の信頼に応える責任を強く感じている。仲間と知恵をしぼり、挑戦を恐れず、全力で職務に取り組む」と誓いの言葉を述べた。 (井上峻輔)

◆両手投げエース「熊谷に活気を」 スポーツ枠で市に入庁の武沢さん

左右両手用の6本指グラブを持つ武沢さん(右)=熊谷市役所で

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 熊谷市は二日、市役所で式典を開き、昨年より六人多い新規採用職員四十人に辞令を交付した。中でも注目を浴びたのが、二年前から始めた「スポーツ枠採用」で入庁した同市妻沼地区出身の武沢龍矢さん(22)。野球で珍しい本格的な左右両手投げの投手。昨年の全日本大学野球選手権で東海大学北海道キャンパスを初の四強に導いた立役者だ。

 小学二年生から野球を始めた武沢さんは四年生の時、利き腕の右ひじを剥離骨折、一時は野球を諦めかけた。右肩を壊した投手がサウスポーに転向して活躍する野球アニメに触発されて奮起。両手投げ投手を目指し、日常生活はすべて左手を使う努力を続けて大成した。大学時には右投げでMAX百四十二キロ、左投げ同百二十九キロを記録した。

 市民活動推進課に配属が決まった武沢さんは「野球で培った経験を生かし、フレッシュさと元気の良さでこの熊谷を活気づけたい」と抱負を語った。

 武沢さんの採用に「チームの救世主がやってきた」と大喜びなのが、市役所の職員らでつくる軟式野球チーム。市野球連盟の二部リーグで低迷するチームの立て直しを託し、背番号「1」をプレゼントした。 (花井勝規)

 

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