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【埼玉】

2階建て新幹線展示 さいたま市の鉄道博物館

E1系新幹線の前で記念撮影などを楽しむ来場者=さいたま市で

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 さいたま市大宮区大成町の鉄道博物館(鉄博)で、世界初のオール二階建て新幹線として東北・上越新幹線で活躍した「E1系新幹線」の車両展示が始まった。七月五日に新館のオープンが決まり、それに先立って公開されたもので、春休みの家族連れから人気を集める。 (藤原哲也)

 E1系は新幹線通勤が増えた一九九〇年代に、輸送力増強と着席ニーズに応えるため開発され、一九九四〜二〇一二年に走った。二階席は二列の三人掛けシートを採用、定員は十二両編成で従来の四割増となる千二百三十五人。車両の高さは約四・五メートルと新幹線の車両限界に迫る大柄な車体が特徴で「MAX(マックス)」の愛称でも親しまれた。

 公開は三月十四日から始まり、四月八日まで車両内の特別公開を実施中。二階席からの眺めや広い雰囲気を満喫する人でにぎわう。孫と見学に訪れた東京都青梅市の会社員、福辺邦男さん(70)は「乗ったことはなかったが、大きくて新幹線らしい迫力ある印象。来たかいがあった」と感心していた。

新館の完成予想図(鉄道博物館提供)

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 新館の整備は昨年始まった博物館リニューアルの集大成事業で、本館の南側に現在建設中。地上四階建て、延べ床面積は六千平方メートル、展示面積は三千五百平方メートル。山形新幹線で活躍した400系新幹線や現在北海道新幹線などで走るE5系新幹線の模型を並べるほか、新たなシミュレーターホールや展望デッキを整備する。

 鉄博は新館オープンに合わせて七月五日から入館料を値上げする。個人の入館料は一般が千円から千三百円、小中高生が五百円から六百円、幼児が二百円から三百円にそれぞれ上がる。団体料金や駐車料金も値上げする。

 E1系新幹線の車内公開は八日までの午後零時半〜一時半と同三時半〜四時半の一日二回。混雑状況により入場制限がある。

 問い合わせは、鉄博=電048(651)0088=へ。

 

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