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【埼玉】

「詐欺でお金払うのでは…」 ニセ電話被害 コンビニで防ぐ 中学生と店に感謝状

感謝状を贈られた(左から)今井君、豊田君、関口君、コンビニの代表者=小鹿野署で

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 小鹿野署は十六日、小鹿野町内のコンビニ店でニセ電話詐欺事件を未然に防いだとして、コンビニ店と現場に居合わせた男子中学生三人に感謝状を贈った。三上元樹署長は「機転をきかせた行動で、被害を未然に防止できた」とたたえた。

 感謝状を受けたのは、セブン−イレブン小鹿野バイパス店と、町立小鹿野中学校二年の関口侑生(ゆう)君(13)、豊田洋透(ひろと)君(13)、今井希夢(のぞむ)君(13)。

 中学生三人は三月二十八日午後六時ごろ、コンビニの店舗の外で、携帯電話で通話をしながらメモを取っている初老の男性の姿を目にした。男性がズボンの前ポケットに現金の束を忍ばせていたことから「おかしい」と直感。コンビニ店員に知らせた。

 コンビニの別の店員は、この男性が二十万円分ものプリペイドカードを購入しようとしたため、事件に巻き込まれている恐れがあると考え、警察に相談するよう促した。男性は小鹿野署を訪れ、署員がニセ電話詐欺に遭っていると伝えた。

 署によると、男性は秩父市内に住む無職の六十代。インターネットを利用中、「動画サイトの登録が完了した」と突然表示が出た。驚いた男性は、解約のため画面に表示された電話番号に電話したところ、プリペイドカードの購入を指示されたという。

 関口君らは「男性の動きが怪しかった。詐欺でお金を支払っていたら、その後生活できなくなるかもしれないと思った」と話し、胸をなで下ろしていた。(出来田敬司)

 

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