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【埼玉】

「歴史や文化遺産生かし演出」 さいたま国際芸術祭 ディレクターに遠山さん

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 さいたま市が二〇二〇年春に開催する「さいたま国際芸術祭」のディレクターに、映画監督の遠山昇司さん(33)=写真(右)=が決まった。二十五日に市役所で委嘱式があり、「身が引き締まる思い。市の歴史や文化遺産を生かした構想と演出を考えたい」と抱負を語った。

 遠山さんは熊本県出身。大学時代から映画制作に携わり、作品が国内外の映画祭で高い評価を得るほか、国内のアートプロジェクトにも多数参加する。芸術祭は一六年に開かれた「さいたまトリエンナーレ」の後継イベントで、ディレクターは公募で選んだ。

 委嘱式で清水勇人市長=同(左)=は、「市が持つ創造性を刺激し、地域文化を発展させてほしい」と期待を述べると、遠山さんは「芸術界の人間ではないのに選んでもらい光栄に思う。横断的な取り組みで独自性を発揮したい」と決意を語った。

 遠山さんは芸術祭のテーマに「花」を提案していて、既に視察を重ねて構想を練っている。学生時代は県内に五年間住んでいて大宮などを訪れていたといい、「都会と自然の多様な風景が心に残っている。花の咲く季節にディレクターとして見たい風景を作り上げたい」と話していた。 (藤原哲也)

 

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