東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

大宮盆栽美術館 17年度の来館者、最多9万6001人

 さいたま市大宮盆栽美術館(北区土呂町)の二〇一七年度の来館者数が過去最多の九万六千一人に達したことが分かった。一七年度は四月に世界盆栽大会が開かれたほか、外国人観光客の来館も増加したことが影響したとみている。

 同館は世界初の公立盆栽美術館として一〇年にオープン。初年度の来館者は六万人台を記録した。一二年度は四万人台まで減少したが、一三年度以降に再び増加。一七年度は一六年度の七万五千六百二十七人から二万人以上増えた。

 世界盆栽大会は昨年四月二十七〜三十日に開かれ、一万二千三百五十人が来館。期間中は盆栽界の至宝とされる同館所蔵の五葉松「日暮し(ひぐらし)」(推定樹齢四百五十年)が六年ぶりに公開されて注目を集めた。

 一七年度の外国人来館者は八十二カ国の六千二百二十五人でこちらも過去最多となった。国別では米国の八百四人がトップ。以下オーストラリアの六百六十二人、中国の四百五十二人と続いた。欧米やアジアなど幅広い地域から来館が増えているという。

 同館はフェイスブックなどの会員制交流サイト(SNS)による情報発信に力を入れており、SNSを頼りにする外国人観光客が訪れやすい環境になったほか、年間を通じた企画展や特別展の開催で一般来館者も増えたと分析する。

 担当者は「大人だけでなく子ども向けの行事にも多くの人が来てくれた。一八年度も引き続き盆栽の魅力を伝える取り組みを続けたい」と話している。

 市は三〜五日に同館と近くの北区盆栽町周辺で恒例の「大盆栽まつり」を開く。市民盆栽展や盆栽販売のほか、盆栽技術者による実技と解説講座、大宮駅東口では盆栽師による盆栽パフォーマンスや盆栽ストリートの設置などがある。 (藤原哲也)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報